経営者の最大の悩みでもある
“人のこと”
特に社内のスタッフのことについては
悩みを抱えていない経営者の方が
少ないのではないかと思います。
人が増えれば増えるほど
考え方の違いや価値観から
互いの意見が
衝突することもあります。
勿論元々の人柄もありますが、
例えどれだけ良いスタッフが
社内に居てくれたとしても
その能力を発揮する場所がなくては
宝の持ち腐れということもあります。
スタッフ同士の仲が良く
会社や店舗の成績は縦に伸び
何一つ不満がない
そんな経営ができれば
だれも人のことで悩まず
健全な経営が出来るのだと
思います。
なぜ
人の問題が発生するのでしょうか。
賃金、所謂お金のこと
スタッフ同士の人間関係のこと
仕事自体のやりがいのこと
要因は様々あるのは
言うまでもありません。
そして、その問題を
解決することができていれば
先人の方達も
頭を抱えることは無かったでしょう。
ただ、その中でも
“うまくいっている”経営には
その解決の一助となる
思考があるのだと
改めて思ったことがあります。
それは
会社の方向性が明確であること
です。
ビジョンやmission
経営理念なども
その一つと言えるでしょう。
突然ですが、
山を登る会社があったとします。
その会社が登りたい山は、
高い山ですか?
低い山ですか?
歩いて登る山ですか?
急斜面の崖を登る山ですか?
『山を登ること』以外
なにも方向性が示されていなければ、
一緒に働くスタッフは
上記のように困惑してしまいます。
それが
『日本一高い山を
スタッフ全員で歩いて登頂する』
という会社の意向が
示されていればどうでしょうか。
スタッフを募集する段階や
勤務開始後においても同様に
上記の意向を示しておけば
ある程度
会社とスタッフの目標が合致した状態で
経営を行うことができるとは
思いませんか??
少なくとも
目的や目標がない状態よりは…
というのは言うまでもありません。
これから経営を目指している方や
人のことで悩みを抱えている方は
登る山のことを是非一度考えてみて
(独立後)その意向をスタッフに示し
自ら行動してみてはいかがでしょうか。
“人のこと”で悩みを抱えることが
少なくなるかもしれません。
とは言え
ビジョンがしっかりした会社でも
人の悩みは尽きないとお聞きします。
対峙した悩みや課題と
そして、
そこに関わる人とどう向き合うかが
大切なのだと僕は思います。
今日もお読みいただきありがとうございました。
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