こんにちは、Yukiです(^^)/
今日は『出口戦略』がテーマです。
事業を開始する際に、
失敗したい人なんていません。
がしかし、
うまくいかないこともあります。
どこかでお話しようと思いますが、
薬局とは別の新規ビジネスで
僕も“失敗”を経験しました。
選ばれる道は恐らく“廃業”です。
1年以上の期間をかけただけに
強い喪失感に襲われました。
“承継”の手が
残っていないわけではありませんが
可能性の低い道と感じています。
上記のように予期せぬ出口に
見舞われてしまうこともありますが
事業開始前だからこそ
設定できる出口というのもあります。
そこで本日は、
目標と並行して考える出口戦略
についてお伝えしようと思います。
良ければお付き合いください
出口戦略とは
<意味>
軍事用語で戦場から兵を引き揚げる際、人命や物資の損失を最小限に抑えるための撤退作戦。
辞典では上記のように出てきます。
投資をされている方ですと、
ロスカットや損切📉と聞くと
馴染みがあるかもしれません。
ただ時代の移り変わりとともに
軍事用語から経営的な意味で
使われることが多くなった現在。
その企業や事業にとって
ベストな撤退方法やゴール
という意味合いで用いることが
多くなっているそうです。
具体的に
その出口は3つ。
(1)IPO(Initial Public Offering) 新規上場や新規公開株と呼ばれる 自社株を一般公開 売買できるようにしたもの。 (2)承継 ・M&Aによる事業の売却(事業主の入替) ・株式譲渡 など次の代へと移り変わるもの 親から子への引継ぎなども該当。 (3)廃業 閉店や倒産がこれにあたります。
事業を開始したら
上記のどのゴールを目指すかによって
それに伴う行動が変わるでしょう。
特にIPOを本気で目指している方の
行動力やスピード感は違います。
将来の大きな全体像
をイメージしながら、
出口戦略については
考えていただければと思います。
ボーダーラインを決めておく
出口戦略を考える上で
最も分かりやすいボーダーラインは
『お金(利益)』です。
例えば…
・技術料が○○万円を下回る場合
→承継(売却)を検討する。
・3か月連続で赤字の場合
→廃業。店を閉める。
といった具合です。
薬局の場合
収益構造自体が分かりやすいため
設定しやすいと思います。
事業承継にて開局する場合
月間技術料…120万円
の店舗を買い取ったとします。
細かい設定は省きますが、
月のランニングコストは60万円/月
単純にですが
手元に残るお金は60万円
十分生活できそうな金額です。
ここから逆算してみましょう。
いくらまでだと生活ができるか
50万円…まだ大丈夫
40万円…経営するには少し厳しい?
30万円…そろそろやばい?
20万円…もう限界💦
といったように
仮に限界値が20万円だとすると
月間技術料
100万を切ったら、承継を検討する。
80万円を切ったら、廃業を検討する。
といった具合です。
承継する場合の大きな注意点
ただこの出口を設定する場合に
大きく注意が必要なのは承継の場合
売上が下がっている店舗は
買いたい人も少ないということです。
下がりつつも
ある程度売上が残っている状態
もしくは
しっかり借り入れを返済しつつ
売上を縦に伸ばしてから売りぬく
というのも出口の一つだと思います。
IPO
そもそもIPOとは上述した通り
新規上場や新規公開株と呼ばれる自社株を一般公開、売買できるようにしたもの。
です。
詳細は省きますが
自社株を売買できるようにし、
株主を集う事で
資金調達を行うイメージです。
但し、
それには資本金や会社の規模などの
条件が上場先により異なり
株主総数○○名以上
流通株式○○単位以上
上場時価総額○億円以上
純資産○億円以上
などの要件を満たし、事業を公正かつ忠実に遂行していることが求められます。
そうした数ある基準を満たすことにより、『上場』できるようです。
興味のある方は一度ご検索ください(^^)
どの出口を目指すのか
IPO
承継
廃業
IPOはかなりハードルが高いですが、
起業する際にどの出口を目指すのかを
あらかじめ考えておくことで
有事の際にも思考を整理する
手助けとなるかもしれません。
今日もお読みいただきありがとうございました。
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コメント
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