独立を目指すとしたら、大手企業と中小企業どっちがいいの??

スポンサーリンク
ブログ
スポンサーリンク

こんにちは、Yukiです(^^)/


「独立を目指す場合、大手と中小企業どっちがいいの?」
と薬学生や、薬剤師の方から質問をお受けすることがあります。

これは将来のビジョンや、働き方、地域によって様々な意見があると思いますが、あくまで『調剤薬局で独立を目指す』方へ、調剤薬局へ就職する場合について僕なりの意見を下記に記載します。



良ければお付き合いください。

スポンサーリンク

『独立をするなら…』

冒頭にも記載しましたが、あくまで『独立をするなら』の視点を踏まえて、お伝えさせていただきます。

結論先行でお伝えしますと、個人的オススメするのは、中小企業です。

具体的には、
☑ 10店舗前後の店舗数
☑ 企業理念に共感できる
☑ 事業展開や未来へ向けた活動などを継続して行っている
☑ ある程度エリアを絞り他店との行き来もしやすい

僕が今就職・転職活動を行うとしたら上記のような会社を中心に探すかと思います。

その理由は3つ。
理由① 理解を得やすい
大きな企業になればなるほど、規則が厳しくなります。今でこそ、副業などを許容してくれる企業は増えてきてはいますが、まだまだ職場の理解を得るのは難しいところ。独立を視野に入れて勤務をするのなら、経営者や上司の理解を直接得やすい環境というのはとても大切かと思います。

理由② 独立について学びやすい
これは会社にもよるとは思いますが、事業展開などを行っている会社さんであれば『成長』を間近で見ることが出来ます。新たな事業を始める際や、新規開局する際の準備を一緒に出来たりすると、すごく勉強にもなりますね。
細かい数字の面を勉強したい場合にも、経営者の方と直接やり取りがしやすいのも一つ利点かと思います。どれだけ見せてもらえるかは会社次第ですが、経営についての知識を得るには実際に行っている人や専門の方に聞くのが一番。その環境を作ることにも繋がります。

理由③ 案件が入ってくる可能性がある?
これはなんの信憑性もないため“?”が付きますが、M&Aの案件がその会社に入ってきた際に、会社が断った場合、独立を目指すあなたにくれるかもしれません。(笑)
なかなかそんなうまい話はありませんが、自分自身で独立をする案件を探しながら、偶然の縁を手に入るチャンスがあるかもしれない。“棚ぼた”の期待値がほんの数%あがるだけでも狙う価値はあるのではないでしょうか。

中小企業のデメリット

先ほどの理由とは逆に、デメリットと言うほどの事ではないかもしれませんが、幾つか列挙してみようと思います。


・不満があった場合に、店舗数が少ないと職場の環境を変えにくい
・最新の機械やシステムを導入しているところは少ない
・大手企業と比較すると福利厚生(家賃補助、制度、休日、有休など)に差がある
など


かなり偏見も加わっていますので、あくまで参考程度にしていただければと思いますが、独立した時の環境に近いことや、直に学べる環境があるところをおススメします。

就職活動の方法

一つ忘れていけないのは、独立をするということは、その働いていた会社から従業員が一人減るということ。

そのために、他の薬剤師を新たに雇用しなければならないケースもあります。
勿論、それは会社が何とかすることではありますが『独立を目指す』のであれば、従業員が減る事への理解は持っておいても良いのかもしれません。


その中で、就職活動をする方法についてですが、『直接アポイントをとる』ということをおススメします。

これだけネットが活用される時代、ホームページを調べれば多くの企業のページは出てきます。広いようで狭い薬剤師業界、知人の先生に聞けば、知っている薬局を紹介してくれる場合もあります。

なにより自身が学びたい環境や条件を、自分の手で探すことが独立への第一歩にもなります。


加えて金銭的な面でも紹介会社を活用した多くの場合、決して安くはない仲介手数料を、就職先の会社は紹介会社へと支払います。その金額を支払った分、あなたを雇用する会社は自身の会社へ還元してほしいのは言うまでもありません。入社して半年や1年で、独立されてしまう会社の気持ちを考えれば自ずと理解は出来るようになるでしょう。

決して紹介会社を否定するわけではありません。ただ、独立を目指すのであればゆくゆくは活用するかもしれない紹介外野の仕組みについては知っておき、お世話になる会社とお互いにウィンウィンな関係を作る意識はしていて損はないかと思います。


就職先は一つではありません。調剤薬局での独立を考えているからといって、調剤薬局で勤務しないといけないわけでもありません。

あなたが“選択する”という意識を持つことが独立への大きな力になります。
僕の記事は答えではありません。あくまで参考程度に、あなたが信じた道を選んでみてください。






今日もお読みいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました