薬局の経営課題『在庫問題①~不動在庫を減らすことで、薬局の利益増大につながる~』

スポンサーリンク
ブログ
スポンサーリンク

こんにちは、Yukiです(^^)/


今日は、薬局経営と切っても切れない『在庫問題』について。



在庫問題には、大きく二つに分類されると思っています。



1つ目は、使用していた医薬品の動きが止まることによる『不動在庫』

2つ目は、患者さんが持って来られた処方箋の薬の取り扱いが無かった時の『在庫不足』


いずれの問題も、薬局で勤務する方ならば一度は必ず目にしているといっても過言ではありません。
ましてや、薬局経営者や店舗を管理している方ならばその問題と日々直面しているでしょう。


かく言う僕も、この在庫問題をどうにか出来ないものかと、日々考えています。
今日は、その中でも一つ目の『在庫問題』をテーマに記載します。





良ければお付き合いください。

スポンサーリンク

不動在庫

不動在庫とは、先述したように使用していた医薬品の動きが止まってしまった在庫の事です。


不動在庫となる多くのケースが、1人しか使っていなかった医薬品が何らかの理由により処方されなくなるパターン。

うちの薬局では広域病院の薬を取り扱うことが多くなってきたため、今まで使用していなかった医薬品の取り扱いが増加するとともに、不動在庫のリスクが少し高くなっている現状でもあります。



不動在庫のリスクヘッジをするために、

・なるべく最小単位で発注する(分割品などの活用)
・近隣や、付き合いのある薬局と必要分を共同購入する
・動きが少ない(無い)医薬品についての対応を、事前に説明する
 fx)『数日分先にお渡し→不足分後日お届け』

僕の薬局では上記の方法をとっています。





それでも不動在庫となってしまった場合の対処法については、

・他の薬局に引き取りを依頼する
・可能な場合は、処方提案や変更を行う(規格違いやメーカー違いなど)
・医薬品の販売サイトを活用する

上記の対応を行うことにより、極力不動在庫を減らす努力はしています。
しかし、それでも月に数千~数万円は不動在庫となった医薬品の廃棄をしています…。



系列店舗が多ければ多いほど、店舗間で在庫のやりとりがしやすくなり、不動在庫を減らすことが出来るかもしれません。



が、僕のような1店舗の経営では、不動在庫を0にすることはかなり厳しいと感じています。
最も大きな理由としては、上述しましたが店舗間での在庫のやりとりがしづらいため。

動かない薬を使いたいと薬局で願っていても、現実的にそれを使える患者さんが来てくれるとは限りません。(来てくれた時は、心の中でガッツポーズを決めてしまいます。笑)

薬局経営者としてできること

不動在庫が廃棄になる=ただの損失です。

不動在庫になる前の対処も大切ですが、
不動在庫となった後の対応も必要不可欠です。


その中で、薬局経営者として、たった1店舗の経営を運営していくためにできること。
それは、薬局経営者や店舗間で在庫のやりとりが出来る人・薬局を増やすことです。



単純な問題ですが、不動在庫の損失を減らすことが出来れば薬局に残る利益は増加します。
また、協力し合える環境を作り上げていくのも、経営者としての責務だと感じます。



『在庫問題』を0にすることは難しいかもしれません。
がしかし、日々の積み重ねが経営の安定化に繋がると思っています。


この記事を見ていただいている皆様、一緒に頑張っていきましょう(^^)







今日もお読みいただきありがとうございました。

コメント

  1. […] […]

タイトルとURLをコピーしました