こんにちは、Yukiです。
今日は、認知をテーマにお話します。
“歪んだ認知”
皆さんはどういうイメージをされますか?
コンサルティングやコーチング、
カウンセリングに関わる人であれば
認知の歪みといった言葉はよく耳にすると思いますが、
この言葉を聞いただけでは
イメージが付きにくいかもしれません。
例を挙げてみます。
ある薬局で働く薬剤師の方が
「薬局(薬剤師)は楽しくない」と言いました。
この言葉に、少し疑問を感じる方も
おられるのではないかと思います。
それもそのはず。
当人も自分自身の本当の気持ちに
気付けていない事があるからです。
先ほどの言葉を聞いた時
例えば、こう問いかけてみます。
「どうして楽しくないと思われますか?」
すると返ってきた返事は
「人間関係が良くないから」でした。
人間関係が良くないと薬局は楽しくない。
そう思われるのは致し方ありません💦
ですが、
この方にとって、
薬局自体が楽しくない場所であるかは
また別問題なのです。
人間関係が良くない場所は
誰だって楽しくありません。
そこに認知の歪みというのが存在していて
人間関係が良くない場所がたまたま薬局だっただけで、
理由は人それぞれありますが、
薬局が楽しくない場所と認定するのには
これだけの話では時期尚早だと感じます。
薬局で働くことが
そもそも楽しくないという方も
おられると思いますが、
この方は人間関係が改善されるのであれば
薬局は楽しい場所になる可能性があります。
そのことにも自分自身で気付けていないため
「薬局は楽しくない」という言葉が
出てきてしまったのかもしれません。
では、この認知の歪みを戻すにはどうすれば良いのか?
答えは簡単、問いかけてあげる(もらう)ことです。
自問自答するのではなく
自分以外の誰かから問いかけてもらいましょう。
とはいえ
問いかけるのにも技術が必要な場合があります。
相手の気持ちを否定せず
想いや言葉に耳を傾け寄り添います。
相手の本心を探る効果的な問いかけが出来た時に
その認知の歪みは解消されていきます。
その歪みの先には、
今まで気付けなかった自分の本心や
気付くことを避けていたことがあるかもしれません。
今日もお読みいただきありがとうございました。
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