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初めまして、Yuki(@yuki_cst)と申します(^^)
2019年10月に事業承継により独立開局をしました。
このブログでは独立に関する事や学びのアウトプットなど、雑記を踏まえながら軌跡を残していこうと思っています!
まずは自己紹介とともに、独立までの経緯を♪
自己紹介・独立への第一歩
名前:Yuki
誕生:1992年生まれ
出身:関西(兵庫県在住、大阪勤務)
資格:薬剤師(2017年)
キャリアコンサルタント(2018年)
趣味:ギター弾き語り、飲み歩き
特技:誰よりも美味しく、愛を込めてきめ細かな泡とともにビールを注ぐこと🍺
生まれも育ちも兵庫県で、地元西宮で小学校から高校まで卒業し、神戸にある大学の薬学部に進学。
大学在学中には、薬理学研究室に在籍。
軽音楽部でバンド活動に打ち込んでいました。
また丸5年間、西宮のとあるバーで勤務。
僕の大学生活は軽音楽部でのバンド活動と、バーテンダーで構成されているといっても過言ではありません(笑)
特にバーテンダーとして店舗の運営に携わった経験は「自分の店を持ってみたい」と経営に興味を持つ契機になりました。
もっと深く考えるようになったのは、就職活動の時。
就職活動を始めた5回生の頃は製薬会社への就職を目指していました。
製薬会社を目指していたのは
・薬局実習の時にMR(医薬情報担当者)の方が医薬品について説明する姿かっこよかった
・大手企業に入ることが、自分の価値を高めるんじゃないかと思った
・ばりばり働いてばりばり稼ぎたい
ざっくりですが、こんな気持ちからでした。
ただ、今になって思い返してみると製薬会社を目指したいというよりは、『人と違うことがしてみたい』という気持ちが強かったんだと思います。
後になってからですが製薬会社に行きたいと思ったのも、僕の通う大学では“最も希望者が少ない就職先”という一面を持っていたからだと気づきました。
その後改めて『就職』という人生の岐路に向き合った時、調剤薬局や病院、ドラッグストアの説明会にも参加したり、薬剤師業界とは関係の無い職種まで見てみました。
しかし様々な職種や業種に興味を持ちつつも、なかなか考えがまとまらず
『自分のしたい事ってなんだろう…。』
と、晴れない霧の中を歩いているような状態に陥りました。
そんな中、とある会社の広告に目が止まりました。
『独立したい薬剤師を支援します!調剤薬局の独立支援 / ○○○○株式会社』
目から鱗でした。
当時の調剤薬局の独立は
・人とは違う
・好きなように働ける
・楽しそう
そんなイメージ…。
これかもしれない!と思い、すぐにその会社に問い合わせてインターンシップに参加することにしました。
ざっくりですが
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東海地方中心の調剤薬局グループ
店舗数は当時、約50店舗
門前薬局を中心に展開
コミュニケーションを大切にする会社
独立支援により独立実績複数有り(FC店舗含む)
関西や関東にも店舗展開中
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というような会社。
参加したインターンシップが一風変わっていて社長の営業に同行するプログラム。
・病院への訪問
・医薬品卸会社の営業所に挨拶
・新店に用いるレセコンの打ち合わせ
など
半日かけて興味のある事を聞きながら上記の営業に同行させていただき、会社経営と社長の面白さにも惹かれていきました。
『経営するって面白そう!』
素直にそう感じました。
好きな人と好きなように一緒に働くことが出来たら、仕事が凄く楽しくなるんじゃないか!とモヤモヤしていた霧が少し晴れた気がしました。
それから何度かその会社にアポイントを取り、職場の見学や実際に独立した方をお呼びいただき面会の時間をいただきました。
そして繰り返し悩んだ結果
独立するには、調剤薬局で学ぶのが一番早いのではないか。
独立するには、店舗展開の早い会社で新規開局を経験したら良いのではないか。
中小企業で、社長との距離も近く、聞きたい事は聞き自発的に手を挙げ行動できるのではないか。
そんな想いを胸に、その調剤薬局グループに入社することを決め、独立への第一歩を踏み出しました。
就職後
2017年4月
大学卒業後、前述した東海地方の調剤薬局グループに就職しました。
3か月弱の研修を終え、本部配属となりました。
複数の店舗勤務や新店の立ち上げヘルプ要因として業務に携わりました。
そして同年10月から2カ月間の準備を経て、新規店舗の立ち上げを行い初めての管理薬剤師となりました。
縁もゆかりもない長野県安曇野市という水がきれいで、蕎麦とわさびが美味しい場所。
軟膏を混合する機械と並行し、腱鞘炎になるほどの軟膏を練りまくる(自称)練太郎薬剤師として日々奮闘しました。(多いときでは軟膏容器300個超えで混ぜ処方を出すことも(笑))
その頃から“キャリア”という分野に興味を持ち、資格取得のため週末には安曇野から名古屋へ足を運び、10週に渡りキャリアコンサルタント養成講座に通うといった生活を送っていました。
そうした生活に少し慣れてきた頃、家庭の事情もあり関西に戻る事に。
入社1年という期間という道半ばでの転職への葛藤。
独立という目標へ進むためにはどうすれば良いか、先輩経営者の方に相談したところ
『うちに来んか?』とお声がけをいただくことに。
まさにそれが独立薬剤師への転機でした。
転職・独立までの苦悩
2018年4月に意を決して転職。
独立という目標を胸に、先輩経営者の元で
・調剤薬局の経営について
・社会人としての基礎、行動
・気合い
を学んでいきました。
薬局経営に対して自身のビジョンを考え創り上げるために塾形式のセミナーに参加し、薬剤師の方、経営者と接する機会が増えてきました。
ただ、決して前向きな話ばかりではなく、独立を諦めたくなる、というよりも投げ出したくなる出来事に直面することも。
『好きな人と好きなように一緒に働くことが出来たら…』と独立を志した僕ですが、それは誰かと一緒に働く=人を雇用することが容易くないと痛感する出来事でした。
加えて拍車をかけるように
当時(2018-2019年)は特に薬剤師、薬局業界に明るいニュースは少なく
・少子高齢化社会
・2025年問題
・診療報酬改定
・薬価改定
・消費税増税
・薬剤師、薬局不要論
など薬局独立の不安は募るばかり。
『本当に独立しても大丈夫なんだろうか。』
いつしか毎日そう思うようになっていました。
うだうだ言ったところで何も始まらないとは分かっていても
いくら学んでも
いくら行動しても
いくら目の前に良い話があったとしても
転職してから1年経とうとしている時に、目の前に案件があって飛び込める状態の時に、『独立をする』という決断が僕にはまだ出来ていなかったのです。
独立を決意した一言
そんな悩みと不安を抱えていた僕でしたが、その想いは先輩経営者からの言葉で一気に吹き飛びました。
それは…
『やりたいなら、やれ。』
の一言でした。
たったこれだけ?と思うかもしれません。
ただ、僕にとっては凄く重みのある言葉でした。
裏を返すと
『やりたくなければ、やらなくていい。』
誰に強制されているわけでもなく、自分が選択する自分の人生。
やりたくなければ無理に独立をする必要はない。
独立しないと、したい事ができないわけではない。
あくまで独立というのは手段であって、目的ではない。
という風に思考が整理されていきました。
それと同時に、いつの間にか自分の手で自分の首を絞める呪縛のように「独立をしないといけない。」と考えていた事に気付かされました。
独立薬剤師を目指していた僕でしたが、いつしか独立を辞める理由と言い訳を探していたのです。
そんな呪縛が無い状態となり、自分の心が楽しそうだと思う道を選びました。
選択肢は、たったこれだけ。
・独立をする
・独立をしない
改めて考えて出した結論
自分が楽しそうだと思う道、それが独立でした。
独立・そしてこれから
2019年7月8日に法人設立
2019年10月1日に事業継承により大阪市内にて調剤薬局を開局
学生時代から念願の独立を果たし独立してから半年が経ちました。
薬剤師としてようやく4年目に突入したところのまだまだ未熟な駆け出し経営者ですが、試行錯誤しながら何とか今日も薬局に立つことが出来ています!
人とのご縁を大切に
誰かの役に立てるように
ワクワクする毎日を過ごすために
やりたいことをやる
そんな気持ちで日々奮闘しています(^^)
独立に関する質問や、何かお役に立てることがあればお気軽にご相談ください!
それではどうぞよろしくお願いいたします♪
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