こんにちは、Yukiです(^^)/
今日は、独立を目指す薬学生の方へ向けた番外編。
薬剤師国家試験の勉強方法についてお話します。
先にお伝えしておきますが、僕は偏差値も国家試験の合格率も下から数えた方が早いところに通っていました。
授業では居眠りもするし、課題もいつもギリギリ、クラブ活動とアルバイトに精魂を尽くし、勉強は必要に駆られた時にだけするといった学生生活を送り、当然の結果ですが定期試験では一発で通ることは少なく再試験の常連になってもいました。
そんな僕が、ストレートで卒業し国家試験を一発合格できたのは、自分に合った勉強方法を見つける事ができ、モチベーションを維持出来たことが大きな鍵になったのだと思います。
本日は、そのポイントをこれから試験を控えている学生の方へお伝えします。
良ければお付き合いください。
勉強方法3つのポイント
これだけは自分のルールとして掲げていたという3つのポイントをお伝えします。
その①:ノートに書くこと。
教科書を読むだけでは右から左に抜けていく僕には、見るだけでなく書く作業が必要でした。読むよりも勿論、時間はかかりますが、『書く』という動作と、『書いた』記憶が試験中に思い出すきっかけにもなりました。
ただ、ここでの注意点!
よく言われることではありますが、勉強するときには暗記の作業だけにならないよう意識することが大切。
教科書を書き写すのではなく、噛み砕いて理解しながらノートに書くようなイメージです。国家試験の参考書を見ていただくとお分かりいただけると思いますが、全てを暗記するのは不可能に近いです。下記にも記載しますが、誰かに説明できるような理解を深める意識を持つことがおススメです。
その②:分からない事は、分かっている人に聞く
誤った理解ほど怖いものはありません。
参考書を読み、理解に辿り着けることに越したことはありませんが、授業や定期試験で一度したことは6回生にもなると多くの事を断片的に忘れています。(笑)
授業ではしていないような内容も出てくることもあるので、先生や先輩、またその分野に詳しい同級生に聞いていました。
理解している人から聞くことで、正しい知識を身に着けることができ、自分自身で理解を深めるよりも時間短縮することにも繋がりました。
その③:学んだことを、誰かに説明できるように
その②にも繋がることでもありますが、学んだ内容をアウトプットすることはとても重要です。『理解したつもりになっている』ことが僕はとても多かったので、休憩を一緒にとる友達や、研究室の先生に確認を踏まえて話したりしていました。
僕の得意科目が、薬理。よく一緒に勉強していた友達が、化学が得意分野でした。
僕が薬理を教え、化学を教わり
友達が化学を教え、薬理を僕から教わる
そんな関係を作り、切磋琢磨できる環境へともなっていきました。
モチベーション維持
国家試験に向けて、勉強面以外に取り組んでいく上で大きな課題となるのがモチベーションを維持することです。
絶対医療者になる。○○の働き方をするために頑張る!
という将来を見据えて取り組めるのであれば、それに越したことはありません。
ただ、ここまで勉強したことの無かった僕はどうにも気力が持ちそうにありませんでした。その中でとった行動が3つ。
その1:予定や目標を立てる
その2:友達や誰かと話す時間を作る
その3:遊びの予定を作る
でした。
その中でも、誰でも実践しやすいその1について。
少し具体的に僕が行っていたルールとともにお伝えします。
予定の立て方のルール
・1か月単位、1週間単位、1日単位で少し細かく予定を立てる
・無理な予定を立てない
・何も予定を入れない日を作る
例えば、
【月ごと】
7月:物理・化学・生物を一通り見る
8月:衛生・薬理・薬剤・病態を一通り見る/物理化学生物を復習する
▼
7月
1週目:物理・化学〇〇ページまで
2週目:化学・生物〇〇ページまで
3週目:・・・・
4週目:・・・・
▼
1週目
月:朝(物理)参考書〇〇ページまで
昼(化学)参考書〇〇ページまで
夜(物理、化学)過去問、問題を解く
火水木金土:同様に
日:【※ここが大切】
※週に1度は、上述したように何も予定を立てない日を作ることをおススメします。
この日には、
・1週間を通してできなかったことをする
・遊びや休息、リラックスできる日にする
など、自由に活動を行える日にするだけでも焦る脳は休まりました。
遊びのために勉強をする。
勉強をするために遊ぶ。
まとめ
後○○日しかない。
後○○日もある。
どう思うかは人それぞれです。
【勉強方法】
①ノートに書く
②分からない事は、分かっている人に聞く
③学んだことを、誰かに説明できるように
【モチベーション維持】
・予定を立てる
・友達や誰かと話す時間を作る
・遊びの予定を作る
今日は、僕が意識して行った勉強方法についてご記載しました。
もちろん、この方法が正しいかは分かりませんし自分自身に見合ったやりかたが見つかるのが一番だとも思います。
国家試験の勉強は、まさに自分自身との勝負。
くれぐれも体調には気を付けて、素敵な薬剤師になってくださいね。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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