独立する前に、知っておいて損はないこと

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薬剤師になり3年目の秋、27歳の時に独立しましたYukiです(^^)/


『独立する前に、何が出来ればいいんだろう。何を知っておけば良いのだろう』

独立を目指し始めた時、漠然とそんな事をよく考えていました。

今日は、まだまだ経験も知識も未熟な僕ですが、実際に独立してみて『これは最低限知っておいて良かった』と感じていることをお伝えします。

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レセプト業務

え、そんなの当たり前!
と思っている方は、この記事はスルーしていただいて大丈夫です。(笑)


『薬剤師だから、レセプト業務はそこまで出来なくても大丈夫。』

そう思われたことはありませんか?
独立を目指すと豪語し、就職したばかりの僕は少なからずそう思っていました。

ただ、薬局を運営していく上で、このレセプト業務が必要不可欠と思い知らされる出来事に直面したのです。

事務さん不在

それを強く感じたのは、レセプト時期に事務さんが体調不良で急遽休みとなった時でした。

レセプト請求が出来ないと、保険収入が入ってこない。
これは、保険請求を行っている調剤薬局では当然の事です。

社会保険、国民健康保険
保留、返戻の処理
自賠責保険
労災保険
公害


など、請求先ごとに処理を行わなければなりません。

事務さんなどのスタッフに業務を任せるのは、勿論とても大切です。
ただ会社を守っていくために、収入源を確保するために、“いつでも”誰かに任せられることばかりではないのです。

ましてや人手の少ない独立したばかりの時期は、レセプトに限らずですが、すべての業務を1人でこなせるくらい、包括的に業務内容を知っていて損は無いと痛感しました。

勿論ゆくゆくは、可能な限り業務を任せれるスタッフを育てていきたい気持ちはあります。
ただ、独立する前には、もし店のスタッフが一度に全員休みになったとしても、自分一人でも必ず店を存続させるという意気込みと覚悟があっても良いのではないかと僕は思っています。

お金のこと

二つ目、先ほどのレセプトにも通ずることですが凄く凄く大切です。

会社から、お金が無くなるとどうなりますか?

答えは簡単、『倒産』です。

・何に、どのくらいかかるか
・どのくらいの売上が上がれば、損益分岐点を超えるか
・そのために何が出来るか


どんぶり勘定でも店が回れば問題ありませんが、お金のことは独立して経営を行う上で知らなくてはならない事と感じています。

借入する際に記載する『事業(創業)計画書』などを細かく計算してみる他に、開業する際の費用や手数料、また運転資金を少し多めに見て計算しておくことをおススメします。


独立にかかる費用についての記事を添付しておきますので、宜しければ参考にしてください。
↓↓
独立に必要な資金~事業承継M&A編~

独立に必要な資金~事業承継M&A編~
こんにちは事業承継により調剤薬局の開局を果たしたYuki(@yuki_cst)です。今日は、独立に必要な資金について。...


黒字倒産

黒字倒産という言葉を聞いた事はありますか?
売上があり、利益も出ている、けど倒産。想像つきますでしょうか?

原因としては、保険収入が入るまでの運転資金不足仕入れ過多といった場合などが考えられ、利益は出ているけど、支出に伴うキャッシュ(現金)がない状態。

特に、運転資金不足で開業早々資金ショートを起こしてしまっては、元も子もありません。
資金を調達する際に、ある程度のキャッシュ(現金)リッチな状態を作れるよう試算しておくのも大きなリスクヘッジとなるでしょう。

借入などの負債はマイナスに感じる面もありますが、負債はあっても倒産しません。
現金が無くなると倒産の可能性は高くなるのです。

独立する際のリスクを事前に考えておく

お読みいただいてどう感じられましたか。


レセプトに関しては、時間をかけさえすれば恐らく他の知っている人に聞いたり、レセコンメーカーのインストラクターなどを活用して臨時の場合対応できるかと思います。

がしかし、お金の問題は、そううまくいかない事もあります。


人手が少なく(いなく)なった時に困ることは何か

会社を経営できなくるのは、どういう時か



こういった視点を持った上で、独立する前に対策できることを早めに考えておくことが、緊急な事態を避けることへと繋がるのではないかと思っております。



今日もお読みいただきありがとうございました。

コメント

  1. […] […]

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