久々にお会いした方には、『髪切った?』と聞きたくなるYukiです😎(いいともタモさん風)
今日は、患者さんやお客さんと会話のきっかけとなる話題についてです。
表題の言葉を聞いた事ありますでしょうか?
『木戸に立てかけし衣食住』
それぞれの頭文字に応じた話題が詰まった語呂合わせとなっています。
以前記載した『接客業でタブーな話題:政宗の皿』

宜しければ、こちらも併せてご覧ください。
会話を広げた際に、タブーな話題を知っておくけば、お互いに不快になるリスクを下げることが出来ると思っています。
それでは本題へと移ります(^^)
話したいけど、何から話せば良いか分からない
そんな疑問を解消するのが今日のお話です。
気心知れた相手ならともかく、初対面や顔見知り程度の方とは、話始めるときに共通の話題がないと戸惑う方も少なからずおられるでしょう。
そんな時に、今日の話を思い出し、頭の中に幾つかの引き出しを用意しておくと良いでしょう。
何を話せば良いか分からない状態から、話す内容を頭に思い浮かべ、相手とマッチする話題を探すことが出来る。
これだけでも、大きな一歩だと僕は思います。
木戸に立てかけし衣食住
それでは、簡単な具体例とともにお伝えします♪
今回は、薬局での対応をメインで記載しますが、これという答えはないので自由にアレンジしてみてください!
木:気候や季節の話
「こんにちは。今日、いい天気ですね」
「夏を感じるくらい、暑い日もありますね」
など、薬局では最も取り入れやすい話題と言っても過言ではないでしょう。
季節を感じる言葉や、「暑い」など感覚を表現する言葉は自然と共感性の高い話になりやすいです。
戸:道楽の話
「何か趣味とかありますか?」
「連休はどこかお出かけになられましたか?」
など、こちらもタイミング次第では話の種になりやすい話題です。
相手も自分の好きなことを話すのは悪い気分になりにくい特徴があります。
ただ、知ったかぶりや適当な対応をしてしまうと気を悪くしてしまう可能性もあるので要注意。
に:ニュースの話
「昨日のニュース見ました?」
「新型コロナウイルスの影響、まだ続いてますね」
など、日頃からニュースをチェックしておくとタイムリーな話題が出来ます。
中でも、誰もが知っている大きなニュースだと、話の内容を共有しやすくスムーズに会話に繋がりますね。
立:旅の話
旅行に行く話を聞いたり、お盆や年末年始の長期休暇などの帰省時期
「旅行どうでしたか?」
「休みの日には、ご実家帰られたりしたんですか?」
など、プライベートの話を少し聞いてみるのもオススメです。
て:天気の話(テレビの話)
覚えていただく際は、天気、テレビ、どちらの意味で捉えても大丈夫です。
その日の話題や、テレビで見た話を取り入れると、相手も知っている話題の可能性が高いですね。
か:家族の話
家族の方が、代理で薬の受け取りに来られる時
「○○さん、体調どうですか?」
「ご家族さんから見て、何か心配になったり、気になることはありませんか?」
など、本人では気付けなかったり、教えてくれない部分を家族の方に聞くのも大切。
け:健康の話
これは薬局では恐らく、しない人はいないでしょう(笑)
聞けることは盛りだくさんのはずです。検査値の「け」でもいいかもしれませんね(^^)
し:仕事の話
「仕事などで、日常的に運転されますか?」
「危険を伴うお仕事はされていませんか?」
眠気を催す作用がある薬が出た際には、とりいれやすい話題ですね。
衣:衣服、ファッションの話
「今日は、どこかにおでかけですか?」
綺麗な洋服や、スーツ姿などフォーマルな格好をされている時に、僕はついつい聞いてしまいます。
また、時計やアクセサリーなどの小物も、こだわりがありそうなポイントがあれば話の種にしてみても良いかもしれません。
食:食事の話
「最近、食事に気を遣われていますか?」
「昨日の晩は何を食べられましたか?」
「美味しい○○の店とかありますか?」
など、食生活を聞き出したり、リラックスした会話まで臨機応変に広げることも可能です。
住:住まいの話
(問診票の住所見て)「あ、お近くなんですね!」
と同時に、お薬手帳を見て他院で利用している薬があれば要チェック!
一元的に管理できる可能性があるでしょう(^^)
時代と相手に合わせて話題作りを
木 気候や季節の話
戸 道楽(趣味)の話
に ニュースの話
立 旅の話
て 天気の話(テレビの話)
か 家族の話
け 健康の話
し 仕事の話
衣 衣服、ファッションの話
食 食べ物の話
住 住まいの話
話題の引き出しについて、ご理解いただけましたでしょうか?
少し多いですが何か一つでも頭に止めておこうと思うものがあれば幸いです。
この話の中で、注意点が1点。
それは、『話題は日によって異なる』ということ。
ニュースが良い例で、日々更新されているものでもあります。
またツールの問題ですが、テレビより、パソコンやスマートフォンで情報を得ている方も少なくはありません。
語呂合わせの『て』の箇所も、今では『パ』とか『ス』になっている可能性もあります。
その日、その時代に合わせた話題作りを行うことが大切です。
会話の引き出しを作るために、日々情報を取り入れたり、相手の好きな話題を知ろうとする事も大きなポイント。
相手を知ろうとすれば、話題は自ずと見つかるでしょう。
今日もお読みいただきありがとうございました。
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