「聞いていた話と違う…。」~M&Aで独立をする際に見るポイント~

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こんにちは、Yukiです(^^)/


今日は、M&Aで独立を検討する際に、見るポイントについて。

先週取り上げた薬局の案件についての補足の話となります。



M&A(事業承継)をする際には、どこを見れば良いのか最初は良く分かりません。


『聞いていた話と違う…。』
なんてことが無いように、事前の相談や調査が必要となってきます。


良く分からないまま契約をしてしまうと
「患者さんが全く来ない」
「開局したものの数年で閉める事になり、借金だけ背負うことに」
などという話に繋がる恐れもあります。


そこで本日は、自分が思う理想の案件に1%でも近づけるよう、“案件を見るポイント”をテーマにお話します。


良ければお付き合いください。

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M&Aで薬局を買い取るとき

地域   :兵庫県
技術料  :2,400万円/年(昨年度)
処方枚数 :5000枚/年(昨年度)
家賃   :20万円
応需科目 :内科
譲渡理由 :後継者不足
スタッフ :承継相談可能
想定年収 :600万円~
初期費用 :2000万

取り扱っている会社にもよりますが、上記のような情報は事前に事が知る事が出来ます。上記を見ていただくと、どういった店舗かは少しはイメージが出来る気がしますね。

人によると思いますが、独立する前ならば、第一に特に気になるポイントは(技術料、処方枚数、家賃、初期費用)などではないかと思います。

ただ、ここで重要なのが、全てを鵜呑みにしてしまうと後で取り返しがつかなくなるかもしれないということ。



例えばですが、技術料や処方箋枚数
新型コロナウイルスの影響はどう受けているのか?
診療報酬改定後に、算定できる点数は変わっていないのか?
など、深掘りして聞いておくポイントが幾つもあります。


また、門前病院の科目だけでなく、先生のことも。
何歳なのか、何人おられるのか、後継者の先生はおられるのか。

承継する薬局にもよりますが、突然、門前病院が閉院するとなれば薬局もろとも共倒れになってしまう可能性も大いにあります。


気になる案件を見つけた時には、自分自身が大切にしたいポイントを整理しておき、納得するまで聞いておくことをおススメします。

質問しないと答えてくれない

自分自身で直接、承継を検討している薬局と交渉ができればそれに越したことはありませんが、開局時に紹介会社を通す場合もあるでしょう。

紹介会社から聞く話は、虚偽の話ではないものの、継承した際に時間軸が異なるためその情報が“正確”かは定かではないこともあります。


さらに、スタッフの方を承継するとなった場合も。
人間関係が良くないことや、承継するあなた自身と合わない方も中にはおられるでしょう。

雇用問題は、経営を行っていく上で本当にトラブルとなりやすい問題です。
そのトラブルが原因となり、薬局の切り離しを行うために“案件”として、世に出回ることもあるくらいです。


ただ、そういう良くない情報については、こちらから質問しないと教えてくれない事もある上に、ふんわりとしか教えてくれない事もあります。

ましてや直接「人間関係が悪い」なんて言ってくれるところはほとんどないでしょう。

薬局経営を行っていくために

「聞いていた話と違う…。」
とならないよう、しっかり情報を引き出すことが大切です。

そして
・薬局の立地
・処方枚数、技術料
・門前病院の情報
などを踏まえて、初期費用と運転資金を算出する必要があります。



大半の方が、どこからか融資を受け事業を開始するでしょう。

一世一代の勝負。
絶対にうまくいく保証はどこにもありませんが、あなた自身が納得した上で決断を下せることが出来れば幸いです。





今日もお読みいただきありがとうございました。

コメント

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