こんにちは、Yukiです(^^)/
今日は、事業を開始したり拡大する際、または住居を購入する際に住宅ローンなどに伴う『借入』をテーマにお話いたします。
会社を経営する上で、なかなか切っても切れない借入。
知らないと損する、というよりも知っておかなければならないこともあるはずです。
細かい部分は、国民政策金融公庫や銀行や信金さんの担当者様に聞いていただけますと思いますが、僕からは重要なポイントについてお伝えします。
金利(固定金利・変動金利)
まずは、最も気になる利息についてです。
これには、固定金利と変動金利というものが存在します。
固定金利とは、返済期間中に金利が一定であるもの。
変動金利とは、市場などの要因により、値が変わるもの。
というような感じです。
正直、どちらの方が良いかは一概には言えません。
借入先の取り扱う商品(融資のプラン)にもよりますので、その時の経済状況などを加味した上で、相談と検討することをおススメします。
また、経営者であれば頭に置いておく必要があるのは利息は経費で計上できるということ。返済する元金は経費にはなりませんが、利息は経費として扱うことができますので知っておいて損はないでしょう。
返済期間
返済期間については、良く検討する必要があると思っています。
「早く返したいから返済期間は短い方が良い」
「一月の返済額、ランニングコストを抑えたいから長期で返済したい」
などの決め方が決して悪いわけではありませんが、事業計画の数字とにらめっこしながら慎重に決める方が良いかと思います。
特に返済期間を短くする場合、支払う金利を抑えることができますが、1度決めた返済期間は簡単には伸ばせません。
新規で開業する場合に、返済期間を迷って決めきれないのであれば、可能な範囲で長期の返済にする方が良いと個人的には思います。無理な返済計画となり、せっかく利益が出ていたとしてもキャッシュが手元に残らず黒字倒産となってしまっては元も子もありません。
黒字倒産の件については、下記の記事で少し触れていますので良ければご参考に。
↓↓↓
元金均等・元利均等
言葉の定義としては、下記のようになります。
元金均等とは、借り入れしたお金(元金)を一定額で返済するもの。
元利均等とは、毎月、一定の金額を返済するもの。
イメージが少し付きにくいところですので、グラフを作ってみました。
▼1000万円を金利2%、10年の返済期間で借入した場合
(青色:元金、オレンジ色:利息)
グラフにすると一目瞭然ですね。
元金が一定か、返済額が一定化が大きな違いとなっております。
また少し補足ですが、その兼ね合いで、同じ借入額、同じ金利にもかかわらず返済総額が異なってきます。
それぞれのメリット、デメリットに関してはまた後日まとめてみようかと思いますので、今回はそれぞれの言葉の意味をご理解していただければ幸いです。
ご利用は計画的に
□ 金利(固定金利・変動金利)
□ 返済期間
□ 元金均等・元利均等
今回は上記についてお伝えさせていただきました。
加えてですが、繰り上げ返済可能かどうかは担当者にお聞きしていても良いかもしれません。返済額が少なくなるため、あまり良く思われない場合もありますし、借入先や商品によりますが手数料がかかることもありますので。
言葉の意味を理解しないまま、借り入れするのは非常に危険です。
『ご利用は計画的に』
誰もが一度は耳にしたことがあるこの言葉のように、しっかり計画書を作成しつつ相談してみてください。
今日もお読みいただきありがとうございました。
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