先日、ある薬剤師の方に
薬局の家賃が3万円
という話をお聞きしました。
![女の子, 子, びっくりしました, びっくり, 喜び, 肖像画, 人, 目, 見](https://cdn.pixabay.com/photo/2014/07/09/22/14/girl-388652__340.jpg)
正直、家賃だけ見ると
すごく魅力的です。笑
ただ、
家賃は何で決まるのか?
この問いの答えを知っておかないと
思わぬ事態を招くことにもなります。
そこで今日は、
✅家賃を決める3要素
✅家賃と人件費の関係
について触れながら
お話しようと思います。
良ければお付き合いください
家賃を決める3要素
まず、家賃は何で決まるのか?
先ほどの問いの答えとなる要素
それはズバリ
1.管理にかかる費用
2.築年数
3.商圏調査
不動産売買をしている知人に
お話をお伺いしてみたところ
上記の3つを基に
決められることが多いとのことです。
1.管理にかかる費用
これは商業用のテナントよりも
マンションなどの居住地の方が
イメージがつきやすいかもです。
エレベーター等の共用使用する場所や
築○○年経ってからの修繕費用に
充てるために積み立てる費用です。
薬局の場合、
マンションの1階部分を
営業を行う場合もあります。
賃料+管理費
という記載には注意しましょう。
2.築年数
あくまで一般的にはですが、
築年数が経てば経つほど
家賃は安くなる傾向にあります。
<新築の物件>と<築50年の物件>
同じ広さと立地なら
どちらが高い賃料か、
言うまでもありません。
(特殊なケースは除きます。)
3.商圏
そして最も重要なのが
最後にご紹介する『商圏』です。
<そもそも商圏とは…> ある商業施設や小売店などを 日常的に利用する消費者が 生活している地理的な範囲を指す。 ・人口、世帯数 ・公共交通機関からの距離 ・近隣の商業施設 ・学校や大学などの有無 ・オフィスビルなどの有無 など
平たく言うと
商売に向いている立地かどうか
を判断するものです。
人が集まりやすい場所ほど
商圏的には良い立地と判断されます。
家賃と人件費の関係
郊外や田舎に行くほど給料が高い。
と、お聞きしたことありませんか?
この言葉の裏を返せば
郊外や田舎に行くほど人件費が高い
となるのはお気付きでしょうか?
その理由は単純で
人が集まりにくいから。
![体育座りをする人の後ろ姿のイラスト(男性)](https://4.bp.blogspot.com/-O6jzGm6q7ek/Wp94Z1gZwvI/AAAAAAABKtI/mfCgerRAaB4YuHBl-OdNLKKN6nqI7MYFACLcBGAs/s180-c/pose_taiiku_suwari_back_man.png)
独立を目指す上では、
逆側(経営者側)の視点に立つことも
大切になってきますね。
家賃と人件費の関係
薬局経営を行う場合
・良い立地であれば、
家賃は高く、人件費は比較的安い
・逆に人が集まりにくい立地は
家賃が安く、人件費は高い場合が多い
家賃と人件費の関係は
上記のようになりやすい印象です。
立地を見る際には家賃だけでなく
その周辺にある薬局が、
どのくらいの給料を提示しているかを
一つの判断軸にもなるでしょう。
今日もお読みいただきありがとうございました。
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